第6波
Date: 2021-11-02 (Tue)
 8月から感染者数の減少がみられますが、ようやくその要因について国立遺伝学研究所から、いわば自滅を示唆する変化がみられるとの報告がなされました。詳細はさておき、日本国内を席巻したデルタ株が変化し自然消滅する期待があります。しかしながら、海外との行き来が復旧すると別の株がやってくるかもしれません。国内発生数の最近の好ましい傾向が続くことを祈念して止みません。
  コロナ禍に思うこと
Date: 2021-02-12 (Fri)
 現在本邦に於いて新型コロナウイルス感染症の第3波がこれまでにない規模で押し寄せています。そこで、本ウイルス感染症に関するこれまでのことを振り返ってみたいと思います。
 2019年末中国武漢市で未知のウイルス性肺炎が集団発生したのを皮切りに、医療先進国のヨーロッパ各地でも患者数、死亡者数の急増が報道されました。国内では2020年1月に初の感染者が、2月には死亡症例が報告され、3月24日にオリンピック延期が発表となり、4月8日に一回目の緊急事態宣言が発出されました。幸い感染者数は減少し5月25日に緊急事態宣言は解除となりましたが、この間の社会活動制限から廃業や職を失う人たちが増えるなど社会不安は渦巻いており、社会活動と感染者数とのバランスを見ながらの生活となっています。
 世代別には20代が最多で30代を合わせた若年者が半数を占める一方、60代以上の高齢者が重症化しやすいことが判明しました。そして、医療機関や老人福祉施設でのクラスター(集団感染)が問題となっています。言い換えると、繁華街で若い世代を中心に、3密「密閉・密集・密接」の環境で感染者が増加し、そこから多方向に感染が拡大していく構図が各地で確認されたのです。2020年秋には重症化しやすい中年以上の感染者が増えている点に警鐘が鳴らされていましたが、残念ながら年末から第3波が発生し、2021年1月初旬に二回目の緊急事態宣言が出されました。身近なところでは御車山祭が中止されるなど鎮静化とは言えない状況です。
 対策として新規のワクチン製造に大国がしのぎを削っており、期待できる米英での予備成績を受けて本邦でも今年2月後半から接種が開始され、順次対象を拡大していく予定です。つい先日には有望な治療薬候補となる物質の発見報道もありました。ただ、我々が直ちにできることは何かとなると、3密を避ける行動、マスクによる飛沫飛散防止や手洗いによる予防、アルコール、ハイターによる消毒や、洗剤を使用しての環境整備に尽きるようです。自分のために、そして周囲の大事な人のために、ワクチン接種の日程までもう暫くは辛抱が必要だと思います。
  スギ花粉症治療
Date: 2016-09-01 (Thu)
夏休みも終わり、これから徐々に涼しくなっていきます。風邪をひかないようにご注意下さい。
スギ花粉症のシダトレン治療を開始するのに、いい頃合となってきました。年単位の気長な治療ですが、スギ花粉のみに悩んでいる方にはお勧めです。診療時間中に御一報あれば幸いです。



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